マッチングアプリを使ってみたいけど、自分は使っていい年齢なのか分からないという10代の方もいるのではないでしょうか。
先に結論からお話すると、マッチングアプリは18歳以上であれば使うことができます。
では、
なぜ年齢制限があるのか？
18歳以上であれば、学生でもマッチングアプリを使えるのか？
と言った疑問に詳しく答えていきたいと思います。
法律により使える年齢が決まっている
なぜマッチングアプリは18歳以上でなければ使えないのかというと、出会い系サイト規制法により規制されているためです。
出会い系サイト規制法は、2003年に施行された法律です。
2000年頃に、携帯電話に新しい通信規格が登場し、大容量のデータ通信ができるようになりました。
その結果、携帯用のwebサイトなどが生まれます。
誰しもがネットにアクセスできるようになったため、スタービーチなどのメル友掲示板で出会いが活発かし、援助交際などが社会問題化しました。
そこで、未成年が犯罪に巻き込まれることを防ぐことを目的に「インターネット異性紹介事業を利用して児童を誘引する行為の規制等に関する法律」、通称「出会い系サイト規制法」ができました。
この法律は、2008年に改正され、運営者の公安局の届け出と、利用者への年齢確認が義務化され今にいたります。
あくまで18歳未満が犯罪に巻き込まれることを防ぐ法律ですので、法律的には学生であっても18歳以上になればマッチングアプリは使っていいことになっています。
高校を卒業した年齢から使えるところが多い
法律的には、18歳以上であればマッチングアプリを使うことに規制はありません。
ですが、実情は違います。
ほとんどのマッチングアプリは、18歳であっても高校を卒業している年代でなければ、使用ができないという独自のルールを設けています。
すでに18歳になっていたとしても高校3生であったのならば、卒業する4月まではマッチングアプリは使えません。
ただ、高校は何歳からでも通うことはできますので、同い年はすでに卒業している年代である高校生や、大学生、専門学生などは学生であっても使えます。
有名で出会えるマッチングアプリは、すべてこのルールを採用していますので、18歳で高校生の方は、卒業済みとなる4月まで我慢するようにしましょう。
未成年も使えるマッチングアプリが危険な理由
マッチングアプリは法律により、年齢確認が義務化されています。
この年齢確認は、自動車免許証やマイナンバーカードなどの身分証でおこなったり、クレジットカード決済を利用しておこないます。
年齢確認が終わっていないユーザーは、チャット機能が使えないという仕組みを採用しているマッチングアプリが多いのですが、
マッチングアプリの中にはなぜか年齢確認をしていないのにチャットが出来てしまうアプリがあります。
これらは、危険ですので利用してはいけません。
なぜかと言うと、サクラを使っている偽物のマッチングアプリである可能性が高いからです。
サクラとは課金させることを目的とした架空のユーザーのことを言います。
サクラとは会えることはありませんし、騙されて課金をしてしまうと後に恐ろしい請求が来ることになります。
彼らはお金をだまし取ることが目的なので法律を守る気はありませんし、ただの会話シミュレーションアプリだから出会い系サイト規制法には縛られないという主張をしています。
アプリの紹介ページには、出会い系アプリであるかのように書かれているんですけどね。
現状は、このようなサクラとしか話せない偽モノのアプリがアプリストアに大量にあります。
将来、マッチングアプリを使う際には、インターネット異性紹介事業の認可番号がアプリ紹介ページに書いてある国内企業が運営する有名なアプリを使うようにして下さい。
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