2023年にティンダーのプロフィールに性格タイプという項目が追加されました。
「INTJ」や「ESFP」などの4文字のアルファベットの羅列が16個の中から１つ選択できますよね。
今回は、この性格タイプとはなんなのか？
調べることのできるサイトを紹介していきたいと思います。
性格タイプとはMBTIと呼ばれている性格診断
このアルファベット4文字は、世間的にはMBTIと認知されている性格診断となります。
MBTIとは、1941年にアメリカの作家、イザベル・ブリッグス・マイヤーズが、ユングの心理学を参考に発表した性格の分類方法です。
いくつかの質問に答えていくと、その結果によって自身の性格タイプが出ます。
性格タイプは、4つのパラメーターがあり、以下のように、それぞれ2つのタイプに分けられます。
エネルギー(現実型S、直感型N)
気質(論理型T、道理型F)
戦術(計画型J、探索型P)
このタイプの組み合わせで16種類の性格に分けられます。
内向型で、現実型で、論理型で、計画型であればISTJとなります。
世間的には、MBTIと呼ばれることが多いですが、MBTIは性格診断テストだけではなく、カウンセラーのサポートを含めたものをMBTIと呼ぶのだそうです。
商標登録もされていますし、ネットでよくみられる性格診断のみを切り取ったものは厳密にはMBTIではありません。
近年急速に流行り出した
1941年に発表と、歴史の古いMBTIですが、日本でよく見かけるようになったのは2020年以降になります。
もともと有料だったMBTIの性格診断テストでしたが、模倣したものがネットで無料で受けられるようになり、
手頃さや、面白さもあって、人気が広がっていったのでしょう。
ティンダー以外のマッチングアプリでも、自分の性格タイプを自己紹介に書く人がかなり増えましたよね。
日本だけの流行かと思いきや、SNSで調べてみると、海外の人もプロフィールに4文字のアルファベットを書いている人が増えました。
若い人全体に見られる傾向のようです。
性格タイプを診断できるサイト
性格タイプを診断できるサイトはいくつかありますが、代表的なものを紹介します。
16personalities
もっとも使われている性格タイプ診断サイトです。
INTJ(建築家)、INTP(論理学者)、ENTJ(指揮官)、ENTP(討論者)、INFJ(提唱者)、INFP(仲介者)、ENFJ(主人公)、ENFP(運動家)、ISTJ(管理者)、ISFJ(擁護者)、ESTJ(幹部)、ESFJ(領事)、ISTP(巨匠)、ISFP(冒険家)、ESTP(起業家)、ESFP(エンターテイナー)
といったように、それぞれの性格に職業タイプがつけられ、それぞれの性格タイプのイメージがつかみやすいようになっています。
16TEST精密性格診断テスト
性格タイプは質問内容にも違いがあります。
「16personalities」の質問が分かりづらかった、結果に納得できなかったという方は、こちらも受けてみるとよいかもしれません。
のめりこみすぎには注意
マッチングアプリで、話す前に相手の性格まで知ることは難しいことでしたが、
性格タイプの項目のおかげで、ある程度どんな価値観の人なのかイメージできるようになったのは面白く思えます。
ただし、性格タイプは実際の相性とは違います。
筆者は、相性がいいと言われるタイプでも、話してみてまったく合わないと感じたことがありますし、診断結果でその人のすべてが分かるということもありえません。
傾倒しすぎると、思い込みで人を見てしまいかねませんので、あくまでエンタメとして楽しむことをおすすめします。
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