マッチングアプリ(出会い系)やSNSのプロフィールに、「会える屋さん」と書いている人たちがたまにいますよね。
多くの人が会う目的で使うマッチングアプリで、わざわざ会える事をメリットのように書くなんて、どういうことなんだと思うかもしれません。
「屋さん」とつけているということは、商売目的なのでしょうか。
「会える屋さん」と書いている、彼ら、彼女たちはいったい何なのか詳しく解説していきましょう。
会える屋さんと書いている人の多くはコンカフェ
会えることを商売としている商売はいくつもあります。
マッチングアプリでも、キャバ嬢、ホスト、ガールズバー、ボーイズバー、コンカフェ、メンズコンカフェ、パパ活、ママ活など、多くのビジネス目的のアカウントを見かけます。
では、会える屋さんと書いている人たちの正体はというと、コンカフェ、メンズコンカフェが大部分を占めます。
あとは、たまにガールズバーの集客でも書いている人がいるくらいですかね。
コンカフェとガールズバーとの境界線はあいまいですので、書いている人がいるのでしょう。
個人で会える事を商売にしているパパ活やママ活で、「会える屋さん」と書いている人はほとんどいません。
パパ活の人たちは、「余裕のある人。」や、「大人な方と出会いたくてはじめました。」、「夢に向かって頑張っています。」などと、書いていることが多いですね。
会える屋さんはいつから使われ出した言葉？
では、いつ頃から会える屋さんという言葉が使われ出したのかと言うと、Twitterをさかのぼってみると、2020年頃にコンカフェ嬢の一部が使い始めました。
2021年にその数は増え、2022年になって爆発的に増加。
コンカフェ嬢が使う言葉として一般化したようです。
たしかに、マッチングアプリでも2022年からいきなり増えた印象です。
コンカフェとは？
そもそも、コンカフェとはなんなのかというと、コンセプトカフェの略です。
メイドカフェもメイドをコンセプトにしたコンセプトカフェの一種と言えば、分かりやすいのではないでしょうか。
コンセプトカフェというと動物カフェやアニメコラボカフェなどもコンセプトの一種と考えられますが、コンカフェというと、男装や、ナース、制服、妹などコスプレをしたスタッフが接客をするカフェを指すことが多いですね。
料金体系は、店によっても違いますが、メイドカフェよりも高いと思ってください。
時間ごとのチャージ料と、飲食代、指名料、スタッフへの飲み物代などがかかります。
内容としては、ガールズバーと変わらない店舗が多いです。
では、なぜガールズバーと名乗らないのかというと、風営法の規制を免れるためや、従業員を安い給料でも雇いやすいためです。
ただし、警察から風営法違反として摘発もされています。
ぼったくりバーの可能性は？
マッチングアプリは、ぼったくりバーの集客にも使われています。
2023年にも、新宿や、横浜などで、マッチングアプリを使って集客をしていたぼったくりバーが立て続けに摘発されました。
お店に来て欲しいという、会える屋さんもぼったくりバーではないか心配になりますよね。
では、ぼったくりバーの危険性があるのかというと、あると言わざるおえません。
ぼったくりバーの報道を精査していると、コンカフェやガールズバーとして営業していた店が摘発されたというニュースもあり、コンカフェだからガールズバーだから安全という訳ではないのです。
マッチングアプリでのぼったくりバーの基本的な手口は、従業員が一般人を装い、場所指定で待ち合わせをし、おすすめのバーがあるからと連れていくという手口がメジャーですが、お店に呼ぶやり方でもぼったくりバーの可能性はあります。
もし、店に行く場合にも、事前に店の名前を聞き、口コミを調べておいた方がよいかと思います。
ぼったくりバーの手口について詳しくはこちらの記事をご覧ください。
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会える屋さんとプライベートで会うことはできるのか
では、マッチングアプリで繋がった会える屋さんとプライベートで会えるのかというと、会えることもあります。
筆者も、マッチングアプリで知り合ったガールズバーの店員やキャバ嬢と、プライベートで遊んだことが何回かあるんですよね。
ですが、コンカフェ嬢と会えると言っても、「会える屋さん」とプロフィールに書いている人は、プライベートで会える可能性は低いと思っていてください。
まず、「会える屋さん」と書いている時点で、彼ら彼女たちはビジネスを目的として登録しているのは明白です。
はなから仕事のためのツールとしてマッチングアプリを使っているので、プライベートでは会いたがりません。
筆者が会ったキャバ嬢たちも、みなプライベートの出会いを探している人たちだったんですよね。
そのため、プロフィールには「夜職をしていますが、お店には誘いません。」と書いてあったり、仲良くなったあとにキャバ嬢だとカミングアウトされました。
集客で登録しているであろう人たちにプライベートで会えないか口説いてみたこともありますが、うまくいったことは一度もありません。
ですので、会える屋さんとプライベートで会えることは難しく、お店に実際に行って仲良くなるしかないですね。
ただし、彼ら彼女らは、やりすぎなほどフィルターをゴリゴリにきかせた加工写真ですので、お店に行ったとしても、本当に写真の人に会えるかというとそれはまた別の話ですけどね。ｗ
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