タップルに限らずマッチングアプリや出会い系にはネットワークビジネス(マルチ商法)の勧誘目的で登録している悪質な会員がいます。
デートだと思って会いに行ったら、ファミレスで何時間も勧誘を受けてしまった。
仲間を呼ばれてなかなか帰してくれなかった。
などといった出会い系での被害は、昔からあります。
顔見知りにしつこく勧誘したら関係が壊れてしまいますし、勧誘できる人数にも限界があります。
出会い系であれば、見ず知らずの人と簡単に出会いを提供してくれますので、彼らにとっても非常に都合のいいカモを探すためのツールになるのです。
では、タップルでマルチ勧誘被害に会わないようにするにはどうすればいいのでしょうか？
今回は、タップルにおけるマルチ勧誘の手口や特徴を詳しく解説していきたいと思います。
タップルはマルチ勧誘が多い？
タップルのプロフィールに勧誘お断りと書いている方をよく見かけると思いますが、実際にタップルに登録しているとマルチの勧誘によく出くわします。
では、なぜマルチの勧誘が多いのかと言うと、マルチ勧誘しやすいシステムと、運営がマルチ勧誘の退会処分に消極的であるからと思われます。
マルチ勧誘しやすい機能とは、すぐに会える人を募集するお出かけ機能や、フィードですね。
お出かけ機能は、目的ごとにすぐ会える人を募集できる機能なのですが、コンカフェや、飲み屋の営業、ネットワークビジネスの勧誘によく使われています。
フィードは、Twitterのつぶやきのような機能ですが、後述するパーティーに誘うなどの手口でよく使われています。
また、タップルは組織的におこなっている業者への対応は厳格なのですが、一般人がおこなう営業活動には対応が甘いように思えます。
筆者もマルチ勧誘を受けた時に通報をした事が何度かあるのですが、相手がペナルティを受けたことは1度もありませんでした。
業者はスパムのようにメッセージを送るので明らかな黒と判断出来るのですが、マルチ勧誘は普通の会話もおこなうので、冤罪を避けるためにも簡単には罰することが出来ないのでしょう。
タップルもネットワークビジネス対策にLINE交換を禁止にしたとしていますが、実際には、勧誘はタップルのチャット内か会った後におこなわれますし、LINE交換禁止後も勧誘が減っている様子はありません。
詳しくはこちら↓
ネットワークビジネスの手口
ネットワークビジネスの勧誘方法はいくつかあります。
古典的な方法では、会うまでは何も説明がなく、会った後に商品の勧誘をされるパターン。
ですが、勧誘と説明せずに会う行為は明確な法律違反となりますし、トラブルに発展しやすいせいかあまり多くはありませんね。
筆者もタップルでこの被害に会ったのは1度だけです。
続いて、おすすめのダイエットサプリがあるなどチャット内で話し、相手が興味をしめせば勧誘をする方法です。
この手口はよく遭遇しますね。
興味をしめしている分、トラブルに発展するリスクがすくなく勧誘しやすいのでしょう。
最近よく見かけるのは、フットサルなどのスポーツサークルに勧誘し、実際に会った時に商品を勧める方法です。
フットサル仲間全員がネットワークビジネスで、中には契約するまで帰してくれないケースもあります。
タップルにいるネットワークビジネスの特徴
ネットワークビジネスの被害に会わないためには、ネットワークビジネスの特徴を把握し、自信で自衛しなければなりません。
以下、よく見られるネットワークビジネスの特徴を紹介したいと思います。
お出かけ機能でスポーツ仲間やパーティーメンバーを募集している
1番よく見られる特徴になります。
マルチ商法は、お出かけ機能やフィードで、フットサル仲間や、バスケ仲間などのスポーツサークルメンバーの募集や、BBQ、唐揚げ、鍋パーティーなどのパーティー仲間を募集しています。
サークルメンバーはすべてマルチ商法の会員ですので、参加してしまうと数人がかりで勧誘を受けることになります。
1回目では勧誘を受けずに、2回目で勧誘されるパターンもあるので、サークル仲間の募集には反応しないようにしましょう。
現在は女性会員しかお出かけ機能の募集は出来ませんでしたが、2021年の12月からは男性会員もお出かけの募集が出来るようになりましたので、女性も注意です。
プロフィールの特徴
「3ヶ月で無理なくマイナス〇キロのダイエットに成功しました！どうやって成功したか方法を教えます！」
「美容の情報交換が出来る仲間を募集しています。」
など、男女の出会いとは関係ないプロフィールが書かれていることが多いです。
ダイエット成功したなんてすごいですね。とメッセージすると、サプリメントを勧められ 、サプリメントに興味を示すと安く買える方法があると勧誘されます。
ほかに、特徴として「恋人は探していません。」、「自分を高めるのが好きな方」、「投資・ビジネス」というワードもプロフィールによく書かれています。
写真がサークルのような集合写真が多い
ネットワークビジネス仲間と撮ったバーベキューの写真や、スポーツでの集合写真をプロフィール写真に設定している場合が多いです。
集合写真であれば必ずマルチ商法という訳ではありませんが、上で紹介したほかの特徴も見られた場合には警戒を怠らないようにして下さい。
マルチ商法は避けることが出来る
業者とは違い、一般人がおこなうマルチ商法は、すぐには見分けがつかないケースもあります。
ですが、彼らにも分かりやすい特徴があります。
パーティーメンバーを募集していたり、会話の中で、サプリメントや、化粧品、空気清浄機、浄水器、などの話題を出したがる場合には、マルチ商法と思って対応しましょう。
また、会ってからはじめてマルチ商法と分かるパターンでも、すぐに会いたがる傾向があります。
なるべく即会いは避け、相手を見極めてから会うようにしましょう。
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